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2026.07.17
株式会社IO2U DX推進計画
1. 経営の方向性及びデジタル技術活用の方向性
(1)策定の背景と当社の認識(外部環境の変化)
近年、深刻な労働人口の減少、働き方改革の推進、およびサイバー攻撃の高度化・巧妙化など、中小企業を取り巻く経営環境は劇的に変化しています。 当社の主軸事業であるオフィスソリューション・設備インフラ分野においても、単に機器を販売・設置するだけの一過性のビジネスモデルや、属人的な経験に基づくメンテナンス、紙ベースの手続き管理といった従来のオペレーションでは、多様化するITインフラの需要や迅速な障害復旧、お客様が求める高度な情報セキュリティレベルに的確に対応することが困難になりつつあります。 当社自身が「お客さまファースト」の経営理念に基づき、地域社会のオフィス環境とITインフラを支え続けるパートナーであり続けるためには、最先端のデジタル技術や蓄積されたデータを最大限に利活用し、自社の提供価値とビジネスプロセスを根本から変革(DX)していくことが不可欠であると認識しております。
(2)企業経営の方向性(ビジネスモデルの変革)
当社は、お客様に最も信頼されるオフィス・IT環境の伴走パートナーとして、「データとデジタル技術をフル活用した『スマート・オフィスソリューション』への変革」を新たな経営の方向性として掲げます。 従来の「機器やサービスの受動的な提供」から脱却し、デジタル技術によって顧客のオフィス設備稼働状況やトラブル履歴をデータとして徹底的に統合・最適化管理します。これにより生み出されたリソースを、迅速な機器の先回り保守、セキュリティリスクの事前検知、お客様に最適化されたIT・通信コンサルティングといった超能動的かつ高付加価値な顧客支援へ集中させ、これまで以上にお客様のビジネスの成長と安全を提供する、信頼性重視型のビジネスモデルへと変革します。
(3)デジタル技術・情報の活用の方向性
上記の経営方針を具現化するため、以下の通りデジタル技術およびデータを戦略的に活用してまいります。
2. 具体的な方策(DX戦略)
「DX推進方針」を達成するため、当社では蓄積された各種データを基盤とした以下の3つの具体的なDX戦略(データ利活用方策)を推進してまいります。
① 機器保守・修理対応における「データナレッジ化」戦略
過去のPC修理履歴データ(症状、原因、処置内容、所要時間)、OA機器・通信インフラのトラブルシューティングデータ、および複雑なネットワーク構成データを一元管理する「サポート・ナレッジベース」を構築します。 これらの蓄積されたデータを、独自のAIチャットbotや検索ツールを用いて多角的に検索・分析することで、技術スタッフが現場で即座に「最適な復旧ルートや解決策」を自動シミュレーションします。これにより、技術の属人性を排除し、障害復旧までの時間を極小化する超高精度なサポート体制への変革を実現します。
② 顧客オフィス設備データおよびライフサイクルデータの利活用戦略
お客様に導入いただいたOA・通信機器、業務用エアコン、防犯カメラ等の製品ライフサイクルデータ(導入日、型番、定期メンテナンス履歴、過去の不具合傾向)を大量に蓄積・データベース化します。 これらのデータを自動分析し、老朽化による故障リスクや消費電力の変化、セキュリティ上のアップデート推奨時期を定量的に予測・評価することで、最適な時期にリプレイスやセキュリティ強化の「予防提案データ」として日々の営業活動に利活用します。これにより、お客様のオフィスの「ダウンタイム(稼働停止時間)ゼロ」を先導し、エネルギー効率およびセキュリティレベルの最大化を実現します。
③ 顧客コミュニケーションデータ統合による伴走支援の最適化戦略
デジタルプラットフォーム上で発生する、お客様との問い合わせ・相談履歴、定期点検・修理スケジュール、機器の仕様データ、契約書等の各種デジタルデータを顧客ごとに一元的に統合・管理します。 これらのデータをリアルタイムに可視化・分析することで、点検の遅延リスクを早期に検知し、先回りした最適なタイミングでのフォローアップ体制へと変革します。これによりお客様側の管理手間やタイムラグを最小限に抑え、スピード感のある高品質なオフィスソリューションサービスを提供します。
3. ① 戦略を効果的に進めるための体制・組織および人材の育成・確保
【推進体制・組織】
当社は、代表取締役を「最高DX責任者」とした、全社一丸となった推進体制を構築しています。
【人材の育成・確保に関する方針】
当社が目指す「スマート・オフィスソリューション」を担う人材を育成・確保するため、以下の取り組みを実施しています。
4. ② 最新の情報処理技術を活用するための環境整備(ITインフラ・投資予算)
DX戦略を安定的かつ安全に推進するため、以下の通りIT環境および投資予算の整備を行っています。
5. DX戦略の達成状況に係る指標(KPI)
当社は、推進するDX戦略の進捗および達成状況を客観的に評価するため、以下の通り具体的な指標(KPI)を設定し、定期的にその達成度合いを測定・評価してまいります。
① サポート対応のデータナレッジ化に関する指標
② 顧客オフィス設備データの利活用に関する指標
③ 顧客コミュニケーションのデジタル化に関する指標
6. 代表取締役メッセージ(DX推進に向けた決意)
当社が経営の第1指針として掲げる「お客さまファースト」の精神は、多様化・複雑化を極めるこれからの高度デジタル社会において、ますますその重要性を増していくと確信しております。
私たち自身が最先端のデジタル技術やデータを恐れずに取り入れ、オフィス環境の構築、サポートや修理のあり方そのものを変革(DX)していくことは、お客様に対して、これまで以上のスピード、安全・安心、そして快適なITインフラ環境を提供するための、最高最善のアプローチです。
私は、当社の実務執行総括責任者として、このDX推進方針および戦略の実現に向け、強いコミットメントを持ってリーダーシップを発揮してまいります。全社一丸となってデジタル技術とデータを活用し、自社の業務効率化を徹底するとともに、そこで得られた生きたノウハウや価値を、すべてのオフィスソリューションを通じてお客様へ還元していくことを、ここに宣言いたします。
2026年7月16日
株式会社IO2U
代表取締役 髙冨 大介
( 9時~19時 )